捨て活は気になるけど、本当に効果があるの?
私自身も最初は半信半疑でした。
しかし、佐々木典士さんの著書『ぼくたちにもうモノは必要ない』を読んで、思い切ってモノを捨て始めてみると、想像以上の変化が訪れました。
実際に捨て活を経験して得たリアルな効果を、私の体験談を交えて紹介します。
捨て活の効果を疑っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
捨て活を始めたきっかけは、ミニマリスト本との出会い
私が捨て活を始めたきっかけは、佐々木典士さんの『ぼくたちにもうモノは必要ない』を読んだことでした。
「モノで自分の価値をアピールしている」「モノが自分の主人になりつつある」「モノを捨てれば心も体も身軽になれる」と書かれた言葉に衝撃を受けました。
これをキッカケに不要なモノを捨ててみようと決めました。
今思えば、それまでの私は散らかっている部屋を見るだけでなんだか疲れてしまう状態でした。
頭の中にゴミが溜まっているような状態で、本当にやりたいことに集中できない日々を送っていました。
そこで、理想の暮らしをイメージすることにしました。
- 必要なモノとお気に入りのモノだけがある暮らし
- 片付けや掃除の時間が最小限になる暮らし
- 本当に大切なことに集中できる暮らし
この目標に向かって、早速捨て活を始めることにしたのです。
「モノを収納するモノ」から捨てると、効果絶大だった!
実際に捨て始めて、一番効果を感じたのは本棚やカラーボックスなど「モノを収納するモノ」でした。
小さなものから捨てるより、収納家具を手放した方が一気に部屋がスッキリします。
具体的に捨てたものはこちらです。
捨てたもの | 捨てた後の変化 |
---|---|
本棚 | 部屋が一気に広くなる |
カラーボックス | 収納スペースが減り、モノを厳選できた |
紙の本 | Kindleに移行し、場所を取らなくなった |
収納家具がないと、自然と余計なモノも増えなくなりました。
複数の機能をもったモノや省スペースのモノに買い替える
捨て活では、単にモノを捨てるだけではなく、複数の機能を持つモノや省スペースなモノに買い替えることも効果的です。
例えば、スマートフォン一つで、電話、カメラ、時計、カレンダーなど、複数の役割を果たせるため、これまで別々に持っていたカメラや時計を手放すことができます。
また、本や雑誌なども電子書籍リーダーのKindleに置き換えることで、大幅なスペースの節約につながります。
具体例として以下のようなものがあります。
- スマートフォン:カメラ、時計、メモ帳、財布(電子マネー)などを一つにまとめられる
- Kindle:紙の本を処分し、場所を取らず、いつでもどこでも読書ができる
- 蛇口取付式の浄水器:ウォーターサーバーやペットボトルを置かずに、蛇口からキレイな水を
買い替えにより、部屋の中がすっきり整い、快適さも向上しました。
-
-
【レビューあり】ミニマリストがパナソニックの浄水器を選んだ理由
「できるだけ物を持たず、シンプルに暮らしたい」。 と考える人にとって、飲み水の確保は悩ましい問題です。 ペットボトルはゴミが増えるし、ウォーターサーバーはスペースを取る。 そこで私が選んだのが、パナソ ...
モノは捨てても思い出はなくならない
捨て活をしていて一番迷ったのは、結婚式の受付で飾ったぬいぐるみでした。
特別な思い出があるため躊躇しましたが、「思い出はモノがなくても残る」と気付き、写真に残して処分しました。
実際に手放して感じたことは以下の通り。
- モノがなくても思い出は鮮明
- 写真で十分思い出はよみがえる
- 大事な記憶は心にしっかり残っている
結果、捨ててしまったことを後悔することはありませんでした。
頭の中までスッキリ!仕事や生活への効果が抜群だった
捨て活をすることで、心理的な効果も驚くほど実感しました。
具体的には以下の通りです。
- 片付けなければいけないというストレスが激減
- 頭の中の「ゴミ思考」がなくなり、常にクリアな状態を維持
- 集中力がアップし、仕事の効率が大幅に改善
また生活面でも、掃除やモノ探しの時間がなくなり、日常のストレスが大きく軽減されました。
モノを捨てるだけで無駄遣いが止まる不思議
捨て活の経済効果も想像以上でした。
具体的に感じた変化はこちらです。
- 衝動買いや無駄遣いが激減
- 食品ロスがなくなり、冷蔵庫内がいつもスッキリ
- ストレスからくる「どか食い」も減った
さらに、部屋がスッキリすると「もっと狭い部屋でも暮らせる」ということに気づき、住居費の節約にもつながります。
他人を羨ましいと思う気持ちが消え、自分軸を取り戻せた
捨て活で意外だったのは、「他人を羨ましいと思う気持ち」が薄れていったことです。
以前の私は、周りの人の持ち物や生活に憧れを抱きがちでした。
しかし、自分に必要なモノだけに囲まれる生活をするうちに、自分自身が本当に大切にしたいことが明確になりました。
その結果、
- 他人と比較することが減った
- 自分軸で物事を考えるようになった
- 心がつねに晴れ晴れとし、自信がついた
といった心理的な変化を得ることができました。
一瞬で不幸になれる方法は自分を誰かと比べることだ
『ぼくたちにもうモノは必要ない』佐々木典士
まとめ
捨て活には、自分らしく生きるための驚くべき効果がありました。
身軽になった私は、以前より心穏やかに、シンプルに生きています。
捨てるだけで心も体も身軽になれる。今すぐはじめなきゃもったいないです。
-
-
初心者必見!断捨離の始め方完全ガイド
「部屋が片付かない」「物が多すぎてストレスを感じる」 そんな悩みを抱えていませんか? 断捨離を始めたいけれど、何から手をつけていいのかわからない…。 この記事では、初心者でも無理なく始められる断捨離の ...
-
-
節約が続かないあなたへ。ミニマリスト流「ムダなし生活」で貯金体質に!
節約したいけれど、なかなか続かない…。そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。 いろいろ節約法を試してみても、結局元に戻ってしまう。その原因は、実は「モノが多すぎる」ことにあるかもしれません。 ...
-
-
モノを捨てたら脳疲労も捨てられた話
そんな日々に悩まされていませんか? 実はこれ、「脳疲労」が原因かもしれません。 モノや情報に囲まれすぎると、脳は無意識に処理を続けてしまい、気づかないうちに疲弊します。そこで注目したいのが、ミニマリス ...
-
-
8:2の法則で人間関係がラクになる理由
そんなあなたに知ってほしいのが“パレートの法則”です。 これは、成果の80%は20%の要素から生まれるという考え方。 人間関係に当てはめると、あなたの心を本当に支えてくれる人は全体の2割に過ぎないかも ...
-
-
スマホが集中力を奪う5つの科学的理由を解説!
スマホの普及により、日常生活は劇的に便利になりましたが、その一方で集中力の低下を感じる人が増えています。 実際にテキサス大学の研究によると、スマホが視界に入るだけで集中力が低下することが科学的に証明さ ...