「捨て活」は本当に効果があるのか?実際に捨てて感じたリアルな効果

まぬるん

HSP歴30年以上・ミニマリスト歴5年、年間200冊以上本を読む。 家族5人全員がHSP。苦悩の結果、刺激や情報を減らすというミニマリストの考えがHSPとの相性が抜群と分かり、実践。その効果を感じている。 HSPは全員ミニマリストになれば良いと考えている。

捨て活は気になるけど、本当に効果があるの?

私自身も最初は半信半疑でした。

しかし、佐々木典士さんの著書『ぼくたちにもうモノは必要ない』を読んで、思い切ってモノを捨て始めてみると、想像以上の変化が訪れました。

実際に捨て活を経験して得たリアルな効果を、私の体験談を交えて紹介します。

捨て活の効果を疑っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

捨て活を始めたきっかけは、ミニマリスト本との出会い

私が捨て活を始めたきっかけは、佐々木典士さんの『ぼくたちにもうモノは必要ない』を読んだことでした。

「モノで自分の価値をアピールしている」「モノが自分の主人になりつつある」「モノを捨てれば心も体も身軽になれる」と書かれた言葉に衝撃を受けました。

これをキッカケに不要なモノを捨ててみようと決めました。

今思えば、それまでの私は散らかっている部屋を見るだけでなんだか疲れてしまう状態でした。

頭の中にゴミが溜まっているような状態で、本当にやりたいことに集中できない日々を送っていました。

そこで、理想の暮らしをイメージすることにしました。

  • 必要なモノとお気に入りのモノだけがある暮らし
  • 片付けや掃除の時間が最小限になる暮らし
  • 本当に大切なことに集中できる暮らし

この目標に向かって、早速捨て活を始めることにしたのです。

「モノを収納するモノ」から捨てると、効果絶大だった!

実際に捨て始めて、一番効果を感じたのは本棚やカラーボックスなど「モノを収納するモノ」でした。

小さなものから捨てるより、収納家具を手放した方が一気に部屋がスッキリします。

具体的に捨てたものはこちらです。

捨てたもの捨てた後の変化
本棚部屋が一気に広くなる
カラーボックス収納スペースが減り、モノを厳選できた
紙の本Kindleに移行し、場所を取らなくなった

収納家具がないと、自然と余計なモノも増えなくなりました。

複数の機能をもったモノや省スペースのモノに買い替える

捨て活では、単にモノを捨てるだけではなく、複数の機能を持つモノや省スペースなモノに買い替えることも効果的です。

例えば、スマートフォン一つで、電話、カメラ、時計、カレンダーなど、複数の役割を果たせるため、これまで別々に持っていたカメラや時計を手放すことができます。

また、本や雑誌なども電子書籍リーダーのKindleに置き換えることで、大幅なスペースの節約につながります。

具体例として以下のようなものがあります。

  • スマートフォン:カメラ、時計、メモ帳、財布(電子マネー)などを一つにまとめられる
  • Kindle:紙の本を処分し、場所を取らず、いつでもどこでも読書ができる
  • 蛇口取付式の浄水器:ウォーターサーバーやペットボトルを置かずに、蛇口からキレイな水を

買い替えにより、部屋の中がすっきり整い、快適さも向上しました。

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モノは捨てても思い出はなくならない

捨て活をしていて一番迷ったのは、結婚式の受付で飾ったぬいぐるみでした。

特別な思い出があるため躊躇しましたが、「思い出はモノがなくても残る」と気付き、写真に残して処分しました。

実際に手放して感じたことは以下の通り。

  • モノがなくても思い出は鮮明
  • 写真で十分思い出はよみがえる
  • 大事な記憶は心にしっかり残っている

結果、捨ててしまったことを後悔することはありませんでした。

頭の中までスッキリ!仕事や生活への効果が抜群だった

捨て活をすることで、心理的な効果も驚くほど実感しました。

具体的には以下の通りです。

  • 片付けなければいけないというストレスが激減
  • 頭の中の「ゴミ思考」がなくなり、常にクリアな状態を維持
  • 集中力がアップし、仕事の効率が大幅に改善

また生活面でも、掃除やモノ探しの時間がなくなり、日常のストレスが大きく軽減されました。

モノを捨てるだけで無駄遣いが止まる不思議

捨て活の経済効果も想像以上でした。

具体的に感じた変化はこちらです。

  • 衝動買いや無駄遣いが激減
  • 食品ロスがなくなり、冷蔵庫内がいつもスッキリ
  • ストレスからくる「どか食い」も減った

さらに、部屋がスッキリすると「もっと狭い部屋でも暮らせる」ということに気づき、住居費の節約にもつながります。

他人を羨ましいと思う気持ちが消え、自分軸を取り戻せた

捨て活で意外だったのは、「他人を羨ましいと思う気持ち」が薄れていったことです。

以前の私は、周りの人の持ち物や生活に憧れを抱きがちでした。

しかし、自分に必要なモノだけに囲まれる生活をするうちに、自分自身が本当に大切にしたいことが明確になりました。

その結果、

  • 他人と比較することが減った
  • 自分軸で物事を考えるようになった
  • 心がつねに晴れ晴れとし、自信がついた

といった心理的な変化を得ることができました。

一瞬で不幸になれる方法は自分を誰かと比べることだ

『ぼくたちにもうモノは必要ない』佐々木典士

まとめ

捨て活には、自分らしく生きるための驚くべき効果がありました。

身軽になった私は、以前より心穏やかに、シンプルに生きています。

捨てるだけで心も体も身軽になれる。今すぐはじめなきゃもったいないです。

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