繊細さんの私がシンプルライフを始めて変わった5つのこと|HSPの暮らし術

まぬるん

HSP歴30年以上・ミニマリスト歴5年、年間200冊以上本を読む。 家族5人全員がHSP。苦悩の結果、刺激や情報を減らすというミニマリストの考えがHSPとの相性が抜群と分かり、実践。その効果を感じている。 HSPは全員ミニマリストになれば良いと考えている。

HSP(繊細さん)である私は、人よりも小さな刺激にも敏感で、毎日の暮らしに疲れていました。

そんな私が出会ったのが「シンプルライフ」。

モノを減らし、暮らしをシンプルに整えることで、驚くほど心が軽くなりました。

この記事では、私がシンプルライフを始めて感じた5つの変化をお伝えします。

同じように日々の刺激に疲れている繊細なあなたの暮らしが、少しでもラクになるヒントになれば嬉しいです。

シンプルライフとは?

シンプルライフとは、必要最低限のモノだけで生活するライフスタイルのこと。

  • 物理的なモノを減らす
  • 余計な考えや情報を取り入れない
  • 心と空間をスッキリさせる

「持たない暮らし」や「ミニマリスト」とも呼ばれています。

HSPにシンプルライフがおすすめな理由

HSP(繊細さん)は一般的な人よりも敏感で、小さな刺激でも疲れてしまいがちです。

  • モノが多いと視覚的・精神的負担が増える
  • 情報過多の社会で疲れやすい
  • シンプルな環境で刺激を減らし、心身をリセットできる

片付いていない物を見るだけで、脳が勝手に「片付けなきゃ、あれをしなきゃ」とかいろいろ考えてしまいます。

人が一日に考えることができる量は決まっていますので、モノを整理・片付ければ疲れを軽減できます。

私がシンプルライフを始めて変わった5つのこと

① 頭の中がスッキリして集中力が向上した

部屋の中から不要なモノを取り除いたことで、余計な心配や考えごとが明らかに減りました。

以前は目に入るたくさんのモノが気になり、何かを始めても集中できずにいました。

シンプルな空間に変えると、視界がクリアになり、仕事や家事などやるべきことに集中できるようになりました。

頭の中がクリアになると日常のストレスも減り、精神的に穏やかな日々が送れています。

② 心身の疲れが軽減し、自分の時間が増えた

モノが減ると視覚的な刺激が少なくなり、常に感じていた疲労感が大幅に軽減しました。

また、掃除や片付けの手間も劇的に減りました。

これまで掃除にかけていた時間を、自分を癒すためのリラックスタイムや好きなことをする時間に充てられるようになり、心身ともに充実感を得ています。

③ 自宅がリラックスできる安心空間になった

刺激に弱い私にとって、自宅が最後の砦(とりで)。

以前はモノが多くごちゃついた部屋でくつろげませんでしたが、シンプルライフを始めてから、自宅が最大の癒し空間に変わりました。

外出先で刺激を受けても、自宅に帰るとリセットでき、安心感を強く感じられています。

④ 他人の目や評価が気にならなくなった

以前は人と比較して、流行に合わせたり、見栄えを気にしたりして、モノを増やす傾向がありました。

シンプルライフを実践する中で、自分にとって本当に必要なモノを見極めるチカラがつき、周囲の評価や流行に振り回されなくなりました。

他人に左右されず、自分らしい暮らしを選択できるようになり、精神的な自由を感じています。

必要なモノを見極める力を付けることで、経済的にも負担が少なくなりおすすめです。

⑤ 幸せの基準が明確になり、自分軸ができた

モノを減らして暮らす中で、自分にとって何が大切で心地よいのかが明確になりました。

他人との比較ではなく、自分自身が本当に喜びを感じるモノや人間関係に囲まれて過ごすことが幸せだと実感しました。

自分軸を持つことで、生活全般に満足感と充足感を感じられるようになりました。

シンプルライフを始めるための小さな一歩

いきなりモノを大量に捨てるのが不安な方は、次のような小さなエリアから始めてみてください。

  • 財布の中身を整理する
  • バッグの中を整える
  • 引き出し1つを整理する
  • 洋服の一部を見直す

少しずつ効果を感じながら無理なく進められます。

テレビも何も無い部屋は目指す必要はありません。

あなたのペースであなたに合った、あなたを幸せにするシンプルライフを目指しましょう。

まとめ

シンプルライフはHSPの私にとって、ただの生活スタイルではなく、自分を守り、心地よく暮らすための重要な手段でした。

繊細なあなたもぜひ試してみてください。

モノを手放す勇気が、新しい毎日を運んでくれるはずです。

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