ミニマリスト流・思考の整理術で心もデトックス

なんだか頭の中がごちゃごちゃしてモヤモヤする…

考えごとが次から次へと浮かんできて、何も手につかない

そんな日、ありませんか?

SNSや仕事、家事や人間関係など、現代は“情報”や“感情”で、常に頭がフル稼働

そんな時に役立つのが、ミニマリストの考え方。

ものを減らす」だけではなく、「思考もシンプルに整える」ことで、心まで軽くなるのです。

今回は、HSP気質のわたし自身が実践しているミニマリスト流・思考の整理術をご紹介します。

頭と心の“ごちゃごちゃ”を手放したい方のヒントになれば嬉しいです。

ごちゃごちゃ思考の原因って?

「なんだか最近、頭がごちゃごちゃして疲れる…」
そんなふうに感じる日、ありませんか?

やることが多すぎたり、人間関係に悩んでいたり、将来への不安があったり…。
気づけば頭の中がパンパンで、何も手につかないことも。

今はSNSやニュースからも大量の情報が飛び込んでくる時代。

現代の1日の情報量は江戸時代の農民の1年間の情報量とも言われています。

しかも、江戸時代から人の脳はほぼ進化していません。

これでは、脳が情報を処理しきれず、脳の中が“散らかった部屋”みたいになってしまっても、無理はありません

ミニマリストは「思考」も整理する

「ミニマリスト」といえば、物を減らす暮らしを思い浮かべる方が多いと思います。

でも実は、思考の整理もミニマリストの大切な習慣のひとつなんです。

考えごとも持ちすぎれば、重しとなり身動きがとれなくなります。

だからこそ、

  • 「今やるべきことか?」
  • 「今考えるべきことか?」
  • 「この情報、本当に自分に必要?」
  • 「今やっていることは本当に私がしたいこと?」

と問いかけて、少しずつ手放していく。

そうすることで、思考にも“余白”が生まれ、脳の疲れもとれ、心にも余裕が戻ってくるのです。

今、やるべきことは休息でも仕事でもありません。取捨選択なのです

ミニマリスト流・思考の整理術5つ

ここからは、私が実際にやっている「思考の整理術」を5つご紹介します。

どれもカンタンなことばかりなので、気になるものがあれば今日からぜひ試してみてくださいね。

① ノートに書き出して“見える化”する

頭の中だけで考えを整理しようとすると、悲しいかな、自分で決めたことでもどんどん忘れてしまいます。

私はノートに、思いついたことや感情をどんどん書き出しています。

キレイにまとめようとしなくて大丈夫。
「疲れた」「めんどくさい」など、素直な気持ちをそのまま書いてOKです。

書き出した内容を見るだけで、自分が本当は何が嫌で、何がしたいかとかが分かり、不思議と頭がスッと軽くなりますよ。

書いて思考を整理する方法を紹介している本

  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二(著)
  • 『アウトプット大全』樺沢紫苑(著)
  • 『メモの魔力』前田裕二(著)

② すぐに判断しない。いったん“寝かせる”

悩んだときや、決めきれないときは、あえて「すぐ決めない」ことも大切です。

私は、「答えが出ないときは一度寝かせる」を意識しています。

1日置いてみたり、場所を変えて考え直してみたり。

時間がたつことで、自然と気持ちが落ち着き、答えが見えてくることもあるのです。

特に、高価な買い物をする時におすすめ。

③ ToDoリストより「やらないことリスト」

やることばかり増やすと、思考もどんどん重くなり、逆効果です。

なので、「やらないこと」を決めるのが効果的です。

たとえば、

  • 朝のSNSチェックはやらない
  • 疲れてる日は“完璧”を目指さない
  • 朝ご飯は作らないで、買ったものを食べる
  • スマホのゲームアプリや漫画アプリを1つ削除する

など。

やらないことを決めるだけで、思考のスペースがグッと広がります。

やらないことを増やした後は、次に「やることリスト」ではなく「やりたいことリスト」を作って下さい

「やることリスト」は最後に作るか、もしくは作らなくても良いです。

④ 情報の断捨離をする

頭の中がごちゃつく原因のひとつは “情報のとりすぎ”。

SNSやニュースなど、知らなくてもいいことまで入ってきますよね。

私はSNSのフォローを定期的に整理し、通知も最小限にしています。

朝のニュースも「5分だけ」と決めて、必要なものだけを見るようにしています。

新聞も全て見る必要は無いと思います。自分が必要もしくは知りたい情報だけで十分です。

情報も“必要な分だけ”に絞ると、頭の中に余白ができますよ。

⑤ 夜に“瞑想(めいそう)”を取り入れて、一日の思考をリセットする

思考の整理に、**瞑想(マインドフルネス)**はとても効果的です。

夜の5分だけでも、静かに目を閉じて呼吸に意識を向ける時間をとると、脳のノイズがスッと消えて、頭の中にスペースが生まれるのを感じます。

実は近年、アメリカやヨーロッパでもビジネスパーソンやアーティストが瞑想を日常に取り入れるケースが増えており、“脳の整理術”として世界中で注目されています。

瞑想といっても、難しく考えなくて大丈夫。

背筋を伸ばして座り、呼吸に意識を向けるだけ。

雑念が浮かんでもOK。

「今ここ」に戻ってくる練習をすることで、思考のぐるぐるループから抜け出す感覚が得られます。

一日の終りの夜に、ほんの数分でも自分と向き合う時間を持つことで、今日一日の雑念や思考のゴミを捨てることができます。

番外編:スマホの時間を減らす

一日辺りのスマホの使用時間を確認して下さい。

それを見て、「私は真剣に私の人生に向き合っているのか?」と自問して下さい。

答えはあなたが分かっているはずです。

詳しくはこの記事の最後を読んで下さい。

思考を整理したら、心もデトックスできた話

思考の整理を習慣にしてから、わたしの毎日は少しずつ変わっていきました。

  • 不安や焦りが減って、夜もぐっすり眠れるように
  • やることの優先順位がハッキリして、迷わなくなった
  • イライラが減って、家族にもやさしく接することができた
  • 仕事や家事に集中できるように
  • 慢性的な頭痛の頻度が少なくなった(私個人の意見です)

思考が整うと、自然と心も落ち着くんだな…と実感しています。

まとめ:思考の整理で、心に余白を

頭の中がごちゃごちゃしていると、心も疲れてしまいます。

そんなときこそ、ミニマリスト流の「思考の整理術」を取り入れてみませんか?

足りないものを増やすより、いらないものを減らすこと

それが、心と頭を軽くする一歩になります。

今日から、ほんの少しだけ。

あなたも“思考のデトックス”をはじめてみませんか?

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言い方が悪いですが、あなたが今持っているスマホはアメリカのとんでもなく頭の良い人が、あなたに広告を見せたり、モノを買わせるために、あなたの興味を引き続けるように設計したものです。
その目的はあなたからお金を引き出すためです。
スマホは確かに便利ですが、付き合い方を間違えてはいけません。
スマホに時間を奪われるて良いのですか?
あなたの人生はあなたのものです。
スマホの時間を減らし、あなたの人生を取り返しましょう。

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まぬるん

HSP・天気痛歴30年以上、家族5人全員が天気痛持ち。 長年のHSP・天気痛との向き合い方や対策を実体験に基づき情報発信。気象病の専門医の意見や論文を引用しながら、生活に役立つ知識を届けています。

-HSPとミニマリストライフ, ミニマルな暮らしを実践する方法