
冬になると毎年、体が乾燥してかゆい…そんな時はメンソレータムADの入浴剤を入れたお風呂に入れば解決していましたが、もうメンソレータムADの入浴剤は売っていません。
その後約10年間、私は冬になるたびに体のかゆさと戦いながら様々な入浴剤を試してきました。
メンソレータムADの代わりとなる候補を何個か見つけましたので、同じ悩みを持つ方にこの記事を見ていただき、参考にしてもらえれば幸いです。
メンソレータムADはなぜかゆみ肌に効いたのか

私はもう20年以上、冬のかゆみと戦ってきましたがメンソレータムADには本当に救われました。
冬はお風呂に入るだけで、かゆいところが刺激されてさらにかゆくなるのが普通でしたが、メンソレータムAD入りのお風呂に入ると逆にかゆみが収まりました。
なにがそんなに効くのか調べたところ、メンソレータムADの内容物は全体の90%が、米発酵エキスを含む「肌うるおい成分」であることが分かりました。
米発酵エキスは保湿成分
入浴剤の有効成分には大きく分けて2つの効き目を期待した有効成分があるようです。
1つ目:肌にうるおいを与える保湿成分
1つ目は肌にうるおいを与える成分です。
米発酵エキスやヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸などが該当します。
私にはこの成分が重要だったのだと思います。
2つ目:うるおいを閉じ込めるフタとなる成分
2つ目は入浴後に水分を逃さないようにうるおいを閉じ込めるフタとなる成分です。
主にオイル系の成分が該当します。
保湿成分が入っておらず、フタ成分しか入っていない入浴剤は結構普通にあります。
乾燥肌でかゆみがある私はフタ成分しか入っていない入浴剤だと、お風呂に入った瞬間にかゆくなります。
米発酵エキスが多く入った入浴剤
メンソレータムADにも多く含まれている米発酵エキスが多く入った、私が使ってみても効果が高かった入浴剤を紹介します。
微笑みの郷 薬用入浴液
私的には、かなり乾燥肌に効きましたが、フタ成分が無いので風呂上がりのクリームは必要でした。
天然由来成分が100%で、コメ発酵エキスとビタミンB2精製水のみです。
黄緑色のお湯で、とろみは無く、少しお酒のような匂いがあります。
温浴作用もあるのか、他の保湿系の入浴剤には珍しくすごくぽかぽかしました。
くまこのつやぽかバスタイム(ナチュラムーン)
低刺激でお湯に入ってもかゆさが出ませんでした。風呂上がりもしっとりしています。
フタ成分が無いのでクリームはやはり必要です。
原液はミリンのような匂いが強いですが、お湯に入れるとマシになります。
成分は米発酵エキスのみ。
温浴効果も高く、お湯からでてもしばらくは体がぽかぽかしました。
その他のおすすめの入浴剤
米発酵エキス以外の成分が入った入浴剤で私の乾燥肌に効いたおすすめの入浴剤を紹介します。
ツムラのくすり湯バスハーブ
保湿成分は入っていませんが、乾燥肌を刺激せず、むしろ、掻きむしって痛めた肌の炎症を収めてくれている感じがしますし、なぜか肌がしっとりします。
さらに、温浴効果が高くて、冬の寒い日にこの入浴剤を使うと、長い時間ぽかぽかで気持ち良いです。
この入浴剤は特にニオイで好みが別れると思います。
まさに「薬湯」という感じの草を煮詰めたようなニオイで、キャップが閉まっていても、容器の近くを通るとニオイを感じるほどです。
コスパ最強:バスロマンプレミアムモイストスキンケア
保湿成分やフタ成分が色々入っており、入浴中もかゆくなく、「うるおってる」感じがすごく、お風呂からでた後もかなりしっとりしていました。
バスロマンはコスパが良くてどこでも売っているのが魅力です。
ただ、バニラのようなニオイが強く、好き嫌いが出るところだと思います。
温浴効果は他の入浴剤に比べるとイマイチになります。
私がいつもする入浴後の保湿&フタ方法
私は20年以上かゆみ肌と付き合っていますが、これまで色んな保湿方法を試しました。
そんな私が、現時点で最強と考えている入浴後の保湿&フタ方法を紹介します。
それは、入浴後、簡単に体を拭いた後、ボディクリームとベビーオイルを混ぜて体に塗るのです。
ベビーオイルを混ぜることでクリームのフタとしての機能が強化され、うるおいが逃げませんし、クリームの伸びが良くなって、塗りやすくなります。
また、クリームを塗るときですが、一方向に塗るのではなく、円をえがく様に塗って下さい。

人間の皮膚はミクロの世界ではでこぼこしているので、円を描くように塗ることで、クリームを満遍なく塗ることができます。
かゆみが強い時、私はメンソレータムADクリームをよく使っています。
まとめ
私は20数年間このかゆみと戦って、かなりの時間とお金をかゆみ対策に費やしました。
「今思えばもっと近道もあったな~」「同じ思いを他の人にはしてもらいたくない」と思い、この記事を書きました。
私と全く同じ症状の方は少なく、今回の方法が効く方も少ないかもしれませんが、参考にして頂ければ幸いです。
なお、試してみて、ご自身の肌に合わないと思ったら、すぐに辞めて下さい。あくまで私に効果的な方法ですので。