卑弥呼はどんな人でどんな能力を持っていたの?
古代日本の女王 卑弥呼 は、神の言葉を聞く 巫女王 として知られています
魏志倭人伝には、 彼女が鬼道(きどう)によって国を治めていた という記録もあります
しかし、その能力は本当に 超自然的なもの だったのでしょうか?
私は 偏頭痛持ちで、気圧の変化によって頭痛がおきます
もし、卑弥呼も 気圧の変化や自然の兆候を敏感に察知する能力 を持っていたとしたら?
本記事では、 卑弥呼がどんな人だったのかを解説し、彼女の能力が「天気を読む力」だった可能性 を探っていきます
卑弥呼はどんな人?魏志倭人伝に記された巫女王
卑弥呼(180年〜248年頃)は、 邪馬台国を治めた女王 です
彼女についての記録は、 中国の歴史書「魏志倭人伝」 に残されています
魏志倭人伝に書かれた卑弥呼の特徴
- 「鬼道(きどう)」と呼ばれる呪術で国を治めた
- 民衆とは直接会わず、弟が政務を代行していた
- 239年、魏に使者を送り「親魏倭王」の称号を受けた
- 魏から金印と鏡100枚を受け取った
- 卑弥呼の死後、大きな混乱が起こった
魏志倭人伝では 「鬼道によって国を治めた」 と記されていますが、これが具体的に何を指すのかは不明です
巫女としての呪術的な力とも考えられますが、実は 「気象を予測する力」 だった可能性もあるのではないでしょうか?
卑弥呼の能力は「天気を予測する力」だった?
卑弥呼の時代、 農業社会において天候を正確に予測できることは極めて重要 でした
お米が多くできるか、不作になるかが大勢の人の命にかかわるからです
また、当時は川が整備されていないことから、川の氾濫は頻繁に起こっていました
「明日は雨が降るから田の水門を閉じろ」
「今年は干ばつが続くから水を備えろ」
「嵐が来るから収穫を早めよ」
「洪水に備えよ」
こうした天候を言い当てることができれば、人々から 「神の力を持つ女王」 として崇められたはずです
偏頭痛持ちは気圧の変化を感じる
私は 偏頭痛持ち で、気圧の変化によって、頭痛がおきます
特に台風が発生した際、日本から遠く離れたフィリピン沖の気圧変化を感じることもあります
このような症例は現代では「気象病」や「天気痛」として、そのメカニズムが解明され、天気痛外来があるほどです
中には地震や火山の噴火も察知する人がいるみたいです
もし卑弥呼が 同じような体質を持っていた としたら、彼女は 気圧の変化を敏感に察知し、雨や自然災害を予測できた のかもしれません
また、自然のわずかな変化を観察することで、 天気の兆候を読み取る技術 も持っていた可能性もあります
現代の人にも「繊細さん」や「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」といった、敏感な方がいますので、卑弥呼もそうだったかもしれません
卑弥呼は「巫女王」だった?古代における気象予測の役割
卑弥呼は 「神の声を聞く巫女」 として民衆を導いたとされています
しかし、 古代の「神の声」=「自然の兆候を読む力」 だった可能性もあります
古代における天候予測の重要性
- 農作物の収穫を左右するため、気象の予測は死活問題だった
- 異常気象を察知し、適切な対応をとれる者は特別視された
- 「天候を当てる力」は、神と交信する力と同じと考えられた
古代の巫女たちが使っていた「天気の読み方」
- 雲の動きや風の流れを観察し、天候を予測する
- 鳥や動物の行動の変化から異常気象を察知する
- 自分の体調の変化(気圧による影響)をもとに予測する
こうした技術を極めた者が 「神の声を聞く者」 として崇められた可能性は十分に考えられます
これらを総合すると、 卑弥呼の「鬼道」は、気象観察や自然の兆候を読む知識だった可能性 も考えられます
コラム
今から約2000年前頃に史上最大規模の南海トラフ地震・津波が発生していたことが明らかになっています。
地震の規模はマグニチュード9以上、津波の高さは最大65メートル前後であったと推測されています。
この大地震を受け、当時の人々は自然災害の恐ろしさを語り継いだことでしょう。
卑弥呼の能力は遺伝的なものだった?現代にも残る気象感知能力
近年、 「気象病」や「天気痛」 という言葉が広まり、気圧の変化に敏感な人がいることが科学的に証明されています
そして、この体質は遺伝することが分かっています
もし 卑弥呼がこの能力を持っていた としたら、それは 遺伝的なもの だった可能性もあります
ちなみにウチの家族も全員、天気痛持ちです
気象感知能力を持つ人の特徴
- 気圧の変化に敏感で、体調が影響を受ける
- 雨が降る前に関節が痛む、頭痛がする
- 台風の発生前に体調の変化を感じる
- 中には地震や噴火を察知する人もいる
魏志倭人伝には、 卑弥呼の後継者「台与(トヨまたはイヨ)」もまた巫女であった と記されています
台与は卑弥呼の娘であるかどうかは分かりませんが、娘であるなら卑弥呼の気象感知能力は遺伝し、ノウハウも引き継がれ、台与はこの能力によって若干13歳で女王になったのかもしれません
まとめ:卑弥呼は気象を読む巫女王だった可能性
卑弥呼の「鬼道」という能力は、 神秘的な呪術ではなく、気象を読む知識や体質的な敏感さだった可能性 があります
項目 | 内容 |
---|---|
卑弥呼の特徴 | 巫女として「鬼道」を使い、倭国を統治 |
気圧の変化を感じる能力 | 偏頭痛持ちのように天候の変化を敏感に察知? |
古代の天気予測 | 風や雲、動物の動きを観察し、天候を予測 |
遺伝的要因の可能性 | 卑弥呼の後継者「台与」も巫女だった |
彼女がもし 気象感知能力を持っており、天気や地震、噴火を言い当てたのなら、当時の人々にとってはまさに 「神の声を聞く存在」 だったことでしょう
科学的な視点から 「卑弥呼の能力」を再評価 することで、古代の巫女たちの役割や知識がどのように社会を支えていたのか、さらに深く推理することができます
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