黒猫の魅力– 飼い主の体験談と総合ガイド

まぬるん

HSP歴30年以上・ミニマリスト歴5年、年間200冊以上本を読む。 家族5人全員がHSP。苦悩の結果、刺激や情報を減らすというミニマリストの考えがHSPとの相性が抜群と分かり、実践。その効果を感じている。 HSPは全員ミニマリストになれば良いと考えている。

ソファのひじ掛けにひじを置くすすき
我が家の「すすき」♂です

この記事では、日本の雑種の黒猫について、私が黒猫を飼うことで実際に感じたその魅力と、黒猫の歴史、特徴、性格、代表的な猫種、そして飼う上での注意点まで、黒猫についての総合的な情報をお届けします。

飼い主からみても黒猫は飼いやすく、魅力にあふれています。

西洋の黒猫文化

エジプトでは古代から黒猫は神聖視されており、豊穣の女神バステトの象徴ともされました。
一方、中世ヨーロッパでは魔女の使い魔とされ、不幸や悪魔と結びつけられたことから、迫害を受けた時代もありました。

日本の黒猫文化

「黒猫が前を横切ると不吉」という、話を聞いたことはありませんか?
これはヨーロッパ等から伝わってきた迷信だと言われています。

実は、日本で黒猫は昔から「やく除け」や「魔除け」「幸運」の象徴とされることが多く、特に江戸時代以降、庶民の間で人気が高まりました。
ヨーロッパとは正反対に、「黒猫が自分の家の前を横切ると良いことが起こる」というポジティブな迷信もあり、日本では黒猫はむしろ縁起が良いと考えられています。

ちなみに、夏目漱石が『吾輩は猫である』を執筆したキッカケは黒猫を飼い始めたからです。
漱石はこの猫が死んだとき、知人に猫の死亡通知ハガキを送っています。

黒猫の一番の特徴は、何と言ってもその美しい漆黒の毛並みです。
光の加減でつややかに輝く姿は、見ていて本当にほれぼれします。
我が家のすすきも、日差しの中で毛がキラキラと輝く様子がとても魅力的で、ついつい撫でたくなります。

しかも黒猫の毛はとても密集していて柔らかく、私が今まで飼ってきた猫20数匹(これまで黒猫はない)の中で断トツで1位の触り心地です。
いつまでも触っていたいぐらい触り心地がいいです。
個人的には「ニッセン まるで猫シリーズ」以上の触感です。
(すすきが7.5kgのわがままボディということも関係していると思いますが…。)

また、黒猫の目は金色や緑色のことが多く、毛の黒さと相まって非常に神秘的です。
さらに、黒猫の中には「サンブリーチ」といって、日光に当たると毛が赤みを帯びる現象が見られることもあります。

ほとんどの黒猫は、鼻もひげも肉球も黒いです。
全身が真っ黒なので、かわいく写真を撮ることが非常に難しいのが難点。

黒猫の性格は、穏やかでフレンドリーなことが多いようです。
我が家のすすきは、ツンとデレの差が激しく、ビビりですが、同居の猫とも仲が良いですし、子供に乱暴にさわられても、本気でひっかいたりはしません。
デレの時は、何度もすりすりしてくれたり、そっと膝に乗ってきたりします。
しかし、ツンの時は、なでようと手を伸ばせば、サッと頭をよけて、カウンターの猫パンチ(爪は出さない、ポフッてなる)をくり出します。
猫を飼う身としては、ツンデレも尊く思います。

黒猫は基本的に他の猫や動物とも仲良くできることが多く、多頭飼いにも向いています
彼らはストレスを感じにくく、大抵の環境で適応する力がありますので、初心者でも安心して飼うことができます
ちなみに、我が家のすすきは8歳ですが、今まで病気はおろか下痢になったこともありません。(肥満を除く)

日本で黒猫と言えば雑種ですが、実は純血種にも黒猫がいます。
以下は、黒猫がいる代表的な猫種です。

その他にも、ペルシャ、マンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘア、セルカークレックス、キムリック等がいます。

ここでは、黒猫ならではの”飼う上での注意点”を紹介していきます。

黒猫を飼う際に特に気をつけるべき点は、シンプルに”見えにくい”ことです。
夜間や暗い場所では黒猫は非常に見つけにくく、特に外飼いの場合は交通事故のリスクが高くなるため、できるだけ室内での飼育をおススメします。

黒猫の美しい毛並みを保つための定期的なブラッシングも重要です。
黒い毛は艶やかさが命!毛玉ができる前にしっかりと手入れをしてあげましょう。
また、黒猫は夏の暑さに比較的強いものの、冬の寒さに弱いこともあるため、快適な室温を保つことが重要です。

さらに、黒猫は迷信や誤解の影響で、保護施設では引き取り手が少ないことがあります。
もし黒猫を飼いたいと思っているなら、ぜひ保護猫の里親になることを検討してみてください。

もし猫を迎えることを考えているなら、ぜひ黒猫を検討してみてください
彼らの魅力を一度知れば、その存在があなたの生活にどれだけ幸せをもたらすか、すぐに分かるはずです。
黒猫との生活は、きっとあなたにとって特別なものになるでしょう。

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  • 参考文献
  • 『気持ちを知ればもっと好きになる!猫の教科書』 CAMP NYAN TOKYO監修
  • 『教養としての猫』 山本宗伸監修
  • 『まるごとわかる猫種図鑑』 早田由貴子監修

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HSP歴30年以上・ミニマリスト歴5年、年間200冊以上本を読む。 家族5人全員がHSP。苦悩の結果、刺激や情報を減らすというミニマリストの考えがHSPとの相性が抜群と分かり、実践。その効果を感じている。 HSPは全員ミニマリストになれば良いと考えている。

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