純血種に比べミックス(雑種)は身体が丈夫な傾向があります。
その他にもミックスをおすすめする理由がありますので紹介します。
この記事では、ミックス(雑種)が純血種に比べ、身体が丈夫で総合的に純血種より飼いやすい理由と根拠を紹介していきます。
純血種とはどういう猫?
まず、ミックスの事を知るために純血種がどういう猫が見ていきましょう。
猫の純血種の発生は以下の3パターンです。
- 自然発生種…その土地の環境や気候に適して進化した猫
例)アビシニアン、シンガプーラ、ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン等
- 突然変異種…突然変異で珍しい特徴をもった猫
例)マンチカン、スコティッシュ・フォールド、スフィンクス等
- 人為的発生種…人間が愛らしい猫を生み出す目的で純血種同士を掛け合わせて生まれた猫
例)エキゾチック、ベンガル、ヒマラヤン等
純血種はその血統を守るため、同じ猫種か、近い猫種で交配が繰り返されているのが現状です。
ミックスとはどういう猫?
ミックスは端的に言えば、純血種以外の猫となり、自由な交配で猫種を越えて繁殖した猫です。
ミックスは様々な柄が特徴で、ハート柄、まゆげ猫、黒猫、ヅラ猫等の面白い特徴を持った猫も多くいます。
なぜミックスは身体が丈夫なのか
そもそも生き物は、違う遺伝子を掛け合わせることで、より強くなり、進化していきます。
例えば、Aの病気に弱い猫がAの病気に強い猫と交配することで、生まれてくる子供はAの病気に強くなる、といった感じで生き物は交配を繰り返し、代を重ねることで強くなります。
ミックスは純血種に比べ様々な遺伝子が混じっていることで、丈夫な身体を持っていると言えます。
純血種は身体が弱いのか
当然「じゃあ純血種は近い遺伝子で交配しているから、身体が弱いのか」という疑問があると思います。
この答えは残念ながら「弱い傾向が見られる」です。
特に純血種の中でも突然変異種には、身体に何かしらの疾患を持っている猫が一定数いるのは事実です。
そもそも突然変異種は「突然変異で生まれた他とは違う特徴を持った猫を人間が”かわいい”という理由だけで繁殖させた」猫です。
例えば、スコティッシュ・フォールドの折れ耳は「骨軟骨異形成症」という病気により、軟骨が硬くなって起こる現象です。
この病気が手足の軟骨でも発生することで、関節炎を発症します。
このため、折れ耳のスコティッシュは身体のふしぶしに痛みを抱えている可能性が高いのです。
また、有名な「スコ座り」も、スコティッシュが関節炎の痛みを少しでもやわらげるために考えた苦肉の座り方なのです。
ミックスが飼いやすい理由
ミックスが飼いやすい最も大きな理由は「身体が丈夫だから」です。
これは単純ですが、とても大きな理由です。
猫は迎え入れれば家族の一員になります。
家族の一員である猫が病気がちであれば、お世話や心配で他の家族の生活の質も低下してしまいます。
身体が丈夫というのは、一緒に生活する上で、幸せを享受できる素養と言えます。
また、ミックスはストレスにも強い特徴があります。
私の体感ですが、デリケートな純血種に比較して、ミックスはストレスに強いと感じます。
さらに、ミックスは迎え入れる時のお金がほとんどかからないというのも魅力です。
純血種であればペットショップで数十万という金額がかかりますが、ミックスはほとんどの場合は無料です。
まとめ
ミックスは様々な遺伝子が混じることで、身体が丈夫でストレスに強く、一緒に生活する上でメリットがたくさんあります。
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